2017年6月28日水曜日

コデンコは元気です。もうすぐ2才に・・・



初代カタツムリのデンコは、2016年のアジサイの美しい季節に旅立った。
最後にでんこをこの手で触って持ってみると、けっこうずっしりと重く感じた。
15グラム~20グラムはあったと思う。
出会った当時、まだその身体が薄く透けていて、光にあてると、心臓の鼓動がトクトク動いていたことを、今でも鮮明に覚えている。


・・・小さな命が消えてしまうと、どうしても自分を責めてしまう。
言葉にならない寂しさに打ちひしがれているうちに、どんどん時が経ってしまった。



うちにはもう一匹、カタツムリがいる。
2015年7月、奈良県産の小松菜にくっついてきたカタツムリ。
その頃、デンコがいたので、黒っぽいそのこにはコデンコと名付けた。

2015年2月撮影

今年7月で2年目をむかえるコデンコ。
とにかくナスが好きで、人参も好き。小松菜はというと、あまり食べなくなった。
最初は黒っぽかったからの色も徐々に薄いベージュ色に。
チャームポイントのシマリスの様な黒い筋と、それに続く黒目がちな目(?)はそのままだ。

いささか、増えてきたふちのしわが、生きてきた齢を感じさせる・・・


この梅雨の時期はよく動き回っている。
天井に張り付いている時はご機嫌がよさそうだ。卵のからで時々一休みしている。
そして何時間もかけてうんこをするコデンコ・・・
静かな夜中に時々、野菜を食べる歯音が聞こえる。

わが家にカタツムリが来てから、レタスは欠かせない食材となった。そしてナスや人参も。
野菜売り場に行けば、まずコデンコの姿が浮かぶ。
宅配から新鮮な野菜が届けば、まっさきにコデンコにおすそわけする。
カタツムリのおかげで、わが家は野菜をさらに多く食べるようになったのだ。


カタツムリと共に、ゆっくり大事に生きて行こう。